主催者の皆様へ

夜空に輝く「火の芸術」 ・・・ 一瞬の命にかける

有限会社 市山煙火商会は、私で四代目になり大正5年(1916年)の設立以来、おかげさまで間もなく創業100年を迎えようとしております。これまで代々受け継いできた伝統の製法と新技術によって、打上げ花火・仕掛花火を製造し各主催者、観衆の方々のご期待に添えるよう社員一同更なる努力をしてまいります。
近年花火大会では輸入花火を使用する業者が増える中、弊社ではあくまで自社製造製品を主体として使用し、日本の夏の夜空は日本の花火で美しく彩りたいと考えております。
打上げ花火・仕掛花火等のご用命に付きましては、時期、場所その他諸条件に従い御見積申し上げます。
尚、許可諸手続、実施場所の検討等も必要になりますので、出来るだけ早期にご相談いただきますようお願い申し上げます。

(有)市山煙火商会代表取締役 市山 賢光
打上煙火と仕掛煙火の無許可消費について

県知事の煙火消費許可を受けずに、煙火を消費する事ができます。
ただし、数量に上限が定められております。

同一消費地で一日に付き
2号玉(6cm)以下 50発まで
3号玉(9cm)以下 15発まで
4号玉(12cm)以下 10発まで
炎管 200本まで

また、無許可の場合でも煙火消費届を、県消防保安課(県知事宛)、消費地を所轄する警察署及び消防署には必ず届出をする必要があります。

煙火消費届提出先
煙火消費届提出先

(※上記に示した書類に関しましては、すべて徳島県の場合の情報です。)

打上煙火と仕掛煙火の許可消費についての打ち合わせから開催までの流れ
1.花火大会の開催会場決定について

花火の観賞は何と云っても安全第一でなければなりません。打上げ花火や仕掛け花火の種類によって、人家の密集度や観衆の人数に応じた安全距離を確保した会場が必要です。特に新規開催計画を立てるときは、前もってご相談下さい。また、従来の会場も環境等の変化により再検討が必要な場合がございますので、お早めにご相談下さい。

打上げ煙火の場合
号数 保安物件玉の外経 第1種地区 第2種地区 第3種地区
2号 6cm 50m 40m 30m
2.5号 7.5cm 100m 40m 30m
3号 9cm 140m
140m
65m
100m
40m
60m
4号 12cm 150m
150m
75m
110m
45m
65m
5~8号 15~14cm 250m 200m 130m
10~15号 30~45cm 300m 250m 150m
16~20号 48~60cm 300m
30号 90cm 600m

※2段表示箇所は 上段一昼物(音物等)下段一夜物(割り物等)
※地区の説明
第1種地区:人口等密集、観衆多数
第2種地区:人口等密集、観衆多数又は人家等少し、観衆多数
第3種地区:人家、観衆共に少し

仕掛煙火の場合
煙火の区分 保安距離
対人 対物
仕掛(裏打を除く) 20m 10m

※対物の保安距離については、建物等の所有者若しくは占有者の同意を得て短縮することができる。

上記によるほか、県知事が特に認めた場合。
ただし、次の2に定める関係機関の了承が得られることを前提条件とする。

2.関係機関との事前協議

第1種地区における開催については、関係機関(県、警察、消防等)と事前に協議し、交通規制、警戒警備体制等の了承が必要です。(第2・3種地区においては、必要に応じて行います。)

3.申請書手続き

開催場所や各都道府県によって多少異なりますが、開催に当たり次の申請が必要です。

4.提出先

火薬類(煙火)許可申請書

その他必要事項 〔注意事項〕

県消防保安課(県知事宛)、警察署、消防署への届出が必要で、また空港から、一定距離内での打上げの場合には、その住所を管轄する空港長の許可が必要になりますので当方へご連絡くださいますようお願い申し上げます。尚、開催予定日より最低10日前までには、申請書を提出しなければ間に合いませんのでよろしくお願い致します。
※上記に示した打ち合わせから開催までの流れ及び書類・手続きに関しましては、すべて徳島県の場合の情報です。